サイズアウトを防ぐ子ども服選び|数年着回せるキッズシャツの秘密

子どもはすぐに大きくなるから、良い服は着せられない?

子ども服選びでお悩みのメインになるのはサイズ感と品質ではないでしょうか?

「すぐに大きくなってしまうから、丁度いいサイズよりも大きめを選びたい」
「繰り返す洗濯に耐えられて、肌にもやさしい子ども服があればいいのに・・・」

こんなお悩みを持ったことはありませんか?私は我が子の洋服を選ぶ際には、いつもこんなことを考えてモヤモヤしていました。

大きめの服を買って失敗してしまったことも。それはTシャツでしたが肩の生地がだらんと下がってしまって、どうも不格好。まったく着せられないほど大きくはないのですが、首回りの開きが中途半端でだらしなく見えてしまいます。
結局はワンシーズン寝かせておくことになって、また新しいモノを探すという事に…。

こんな失敗を繰り返すうちに気付いたのは、大きさにこだわりすぎて「洋服の旬」を逃していることでした。
当たり前ですが、洋服が一番キレイなのは新しい時です。
そして、新しい服は子どもにもトキメキを与えてくれます。
ところが、大きすぎると新しい服でも着映えせずに、不格好に見えてしまいます。つまり、一番キレイな旬の時に、格好よく着れないということなんです。

さらに、子ども服は繰り返す洗濯にも耐える必要があります。何度も洗濯しているうちに、色は褪せて型崩れも起こします。
子どもが大きくなって、やっと大きかった洋服がぴったりになった頃には、古ぼけてしまっている…。

これでは節約どころか、逆に損をしていると思い至った私はそれ以来、「洋服の旬」を考えて、子ども服を選ぶようにしました。
そのコツは、

①ちょっと大きめを許容するぐらいの気持ちで子ども服を選ぶ
②そのブランドでちょっと大きめが無ければ諦める
③ベーシックで洗濯に耐えられるクオリティーを選ぶ

要するに、我が子が今すぐに着られる服を買うにあたって、大きめは選ばない。
たまたまちょっと大きめサイズだった場合は許容する。
でも、大きすぎるようなら諦めるということ。それがたとえ好きなブランドであっても、今回は縁が無かったと買わないこと。
そして、「洋服の旬」を長くさせるために、ワンシーズンでダメになるような品質のものは買わないということ。

この事を心がけるようにしてから、私自身が納得して子ども服が買えるようになってかなり楽になりました。
そして、不思議なことに子ども服を買う枚数がかなり減りました。そう、無駄なものを買わないようになったんですね。
子どものクローゼットまですっきりして、片付けのストレスからも解放されたような気持ちになりました。

「気に入ってよく着たねー」と言えるようにサイズアウトを予防したい。

子ども服という視点から
我が子の成長を見守っていると、気付くことが多々あります。
身体全体の成長もありますが、特に手足の伸びが早かったんです。

そこで調べてみると、
小学生の成長期に手足がよく伸びるのは一般的な成長プロセスで、そのあとに胴体が伸びていくのだそう。そうして身長全体が伸びていくんですね。
だから、肩や身頃はまだ着せられるのに、袖だけが短くなって着せられなくなってしまうのです。

そして、洋服づくりの視点から言うと袖丈は見た目だけでなく、上半身の動きやすさを担保するのにとても重要な要素です。
袖の短い服は両腕を平行にするだけでもひと苦労、両腕を真上に挙げげたり回したりするのはより大変で、窮屈極まりないです。
ですから袖丈が足りているだけで、動きやすさは大きく変わってきます。

私自身が企画デザインしているアトメイフェアのシャツは、袖を1カフス分(約5cm)だけ長く設定して、サイズアウトを予防するようにしています。
ただ袖を長く設定すると、最初はカフスを折り上げて着せることになるのですが、カフス裏やボタンの縫製が雑だと美しく見えないので、特に丁寧に縫い上げています。
さらに、カフスボタンは熟練した職人が手で縫い付けて、裏側に糸の玉止めが見えないようにしています。



また、着丈も少し長めに設定しています。ジャストサイズの頃はタックインで着せて、身長が伸びてきたらタックアウトでカジュアルに着せることができます。

洋服のサイズアウトは確かに勿体ないことですが、視点を変えると我が子がすくすくと成長してくれている証で喜ばしいこと。
その喜びをもっと素敵にしたいから、少しでもサイズアウトを防ぐことができればと、いつも考えています。
もちろん、洗濯に耐えられる素材と仕立てにもこだわっているので、お子さまの成長スピードにもよりますが、何年かは着ていただける品質のものをお届けするようにしています。


親が「よく着せる服」、子どもが「よく着たがる服」は、ある程度決まってきます。ですから意外と洋服の枚数よりも、いつでも気持ちよく着られる服が数枚あれば、充分なのではないでしょうか?

アトメイフェアのシャツのご購入を考えるきっかけは、発表会やお受験、大切なお出かけなど特別な日が多いとは思いますが、シンプルなので行事が終わってからも、園や学校などの日常で着せてあげられます。
実際に普段着にしているご家庭も多数ありますので、ご安心なさってください。

いつか、お子さまとアルバムを見返す日が必ずやってきます。
「このシャツ、気に入ってよく着てたよね」
そんな風に親子で笑っていただける日が来ますように。

そんな願いを込めて、今日もアトメイフェアのアトリエでは、熟練した職人たちが小さなシャツを縫い続けています。